2008年05月27日

提案公募事業でプレゼン

会場の様子

プレゼンの様子

2008/05/26 塩尻市保健福祉センターにて
塩尻市「協働のまちづくり基金」提案公募事業の
公開プレゼンテーションが開催されました。

ー市民の幸せにつながる提案公募ー

通訳実演の様子

通訳席の様子

サマライズからは「文字情報あったらいいで紹介」事業の
2年目、初年度に市民の声から地域課題を見つけ、それを解決する
活動の提案を行いました。

今回は、スライドでのプレゼンにこだわることをやめ、
実際の通訳画面を、前面中心にある大画面に投影させました。

実際の入力技術に、会場に参加された皆さんから、お褒めの言葉を
たくさんいただくことができ、文字を表示する仕組みにも
興味を持ってくださった方々もいらっしゃいました。

こうやって、現場を目にしていただく意義の深さを感じました。

プレゼンの様子2
こんにちは。


私たちは、
NPO法人
 長野サマライズ・センターです。


どうぞよろしく
お願い致します。


昨年私たちは、
区長会長会、
分館主事会、
高齢者元気づくりひろば、
人権学習会など、
地域という
一番
身近な場所に
出向き、
文字情報の
有用性を
実際に
体験していただき、
聴覚障害への
理解を求める活動を
してきました。


初めて
目にする方も多く、
この活動を通して、
地域の皆さんから
直接、
さまざまなニーズや
課題を
お聞きすることが
できました。


今年は、
そのニーズや課題を
少しでも
解決するための活動を
行いたいと思います。


具体的には、
毎年、
市の環境保全課が
たいへん熱心に
行ってくださっている、
ゴミの説明会で、

「聞こえなくて残念」

「言葉がよくわからない」

などの課題を
いただきました。


それらは、
文字情報を
提供することで
多少なりとも
解決できるのでは
ないかと考え、
市民の声として
環境保全課へ
お届けしました。


先の4月6日、
環境保全課の
研修会に
参加させていただき、
実際の説明の
画面の横に
私たちの文字情報を
映し出し、
効果を
見ていただきました。


その結果、
文字情報の必要性と
実施可能性を
ご理解いただき、

「実際に
文字情報をつけて
開催してみよう」

ということになりました。


塩尻市内
60数地区すべてで
ゴミの説明会が
開催され、
本当なら
すべての地区に
文字情報は
必要なですが、
今年度は、
まず
4地区を対象に
実施してみよう、
という計画です。


ゴミの説明会は、
公民館の広さや
集まる人数によって
機材を
設置するための
場所的な環境が
整わないこと、
例年、
年度末に
集中して行われ、
日程が重なって
実施されるため、
それに対応できる
通訳者が
不足してしまうこと、
など、
今後継続するための
課題も
見えてきております。


まずは、

「協働のまちづくり基金」

を活用させていただいて、
4地区から
取り組み、
継続し
発展させていくために、
行政との協働を
進めていきたいと
考えています。


高齢化社会が
加速する中、
4月から
後期高齢者医療保険制度が
施行されましたが、
国民からは

「充分な説明がされていない」

など、
反発も
多く寄せられているようです。


高齢者の
立場に立って
考えてみると、
何か
よくわからないまま、
納得もしないまま、
ほかに
どんな選択があるのかも
知らされないまま、
年金から
お金が
引かれているというのが、
今の状況なのだと
思います。


通り一遍の
説明だけではなく、
耳からの情報、
目からの情報、
多岐にわたる方法で、
繰り返し
きちんと
説明が
必要ではないかと
思います。


さきほど
通訳者不足と
お話ししましたが、
パソコン要約筆記は、
耳で聞きながら、
話し手の意図を理解し、
正しくわかりやすく、
なるべく多くの情報を、
その場の雰囲気も
できるだけ伝わるように
キーボードから
入力します。


技術的な熟練と
集中力が必要で、
交代しながらでも、
2時間もすると、
腕も、
目も、
頭の中も、
ぐったりと疲れます。

高額な機材や、
定期的な
メンテナンスも必要で、
それらはすべて
個人負担となります。


ボランティア精神だけでは
なかなか続けられない
面もあります。


ある聴覚障害者が、
かつて、
こうおっしゃいました。

「要約筆記者は、
続けられないからと言って
やめることができるけど、
私たち聞こえない者は、
聞こえないことを
やめることはできない」と。


私たちの活動は
今回限りという
イベント的なものでは
ありません。


聞こえに不自由を
感じておられる
高齢者や
聴覚障害を
お持ちの方々が
いる限り、
継続していかなければ
なりません。


現在、
環境保全課においても、
継続のための
予算確保を
検討いただいております。


行政の
各担当の皆様も、
この
ゴミの説明会に
限らず、
市民へ
理解を求める
事業を行う際には、
文字情報の提供にも、
きちんと予算付けを
検討していただければと
思っています。


また、
現在、
長野県労働金庫様の
ご協力をいただき、

「勤労者の活動体験勉強会」

を県内4ヶ所で
開催しております。


塩尻市でも
就労している方々を対象に、
土日や夜間を使って、
パソコン要約筆記を
体験していただき、
職場や
地域の活動に
つなげていただける
人材を支援する
取り組みを
行っておりますので、
塩尻市役所の
みなさんへの参加を
広報していただければ
幸いです。


衆議院議員選挙も
実施されそうな気配です。

長野県中途失聴
・難聴者協会からは、

「政見放送に
字幕を
必ず
付与してほしい」

「各政党の作成する
ビデオにも
字幕を
完備してほしい」

という参政権運動への
協力要請を
いただいています。


新たに始まる
裁判員制度では、
聴覚障害者への
支援として
手話通訳、
要約筆記の導入が
認められました。


塩尻市は
非常に理解が
進んでいる
地域ではありますが、
今後とも
文字情報に関する
意識を
ご一緒に
高めていって
いただけたら、
たいへん
有りがたく思います。


わたしたちは
それらを、
お願いをしていくと共に、
自らは、
幅広いニーズに
応えられるよう、
介護ヘルパーと同じような
福祉の専門職として、
高い技術と
思いやりの心を持った
人材の育成に
努めていきたいと
考えています。


文字情報は、
聞こえない方の
ためだけでなく、
全ての人に
有用です。


私たちは、
今回の事業の実現を、
長野県内各地はもちろん、
全国へも
広く発信し、
情報弱者の理解を
社会に
呼びかけたいと
思っております。


ご静聴、
ありがとうございました。
posted by sama2 at 22:09| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。